口腔内撮影用カメラは一時代前のスライドフィルムを使った光学式カメラの頃はフィルム代+現像定着マウント料金等に1枚100円弱の費用が掛かっていましたが、デジタルカメラがアナログカメラに負けないほど高精度になり、今やデジタルなら撮り放題、保存し放題となっても新たな経費はかかりません。
カメラはデジタルメディアへの治療や口腔ケアによる歯肉の改善等の記録にとどまらず、ホワイトニングの術前後の比較のような患者さんへの説明や、シェードガイドを利用しての歯面の色合いや微妙な模様を記録し製作現場の歯科技工士に伝える必須機材です。 しかしながらハレーションというストロボの光量による色飛びも見られ、斜めの光を当てることからハレーションの少ないといわれるサイドストロボを使っても、歯冠の表面色の再現性にばらつきが出ます。 以下の画像のように iPhone14.15 ProかPro maxのマクロ撮影機能を利用すれば、微妙な手振れは入っても調整次第で色合いの再現に限ってはマクロレンズ+フラッシュ撮影で得たjpgデータより優れたものとなるかもしれません。
サイドストロボ / iPhone macro / シングルストロボ