小中学生の転倒による上顎中切歯の破損や亜脱臼は生えたてであり最も目立つ永久歯であることから、本人のみならず保護者にもショッキングな出来事であり、青年時期に直すことを前提で仮の修復を行われることが多い。10年も経過すると樹脂材料の”くすみ”に加え歯髄失活をともなうと象牙質の変色も進み、明るめの周辺前歯に対する修復物の色合いの調整は極めて難しいものといえる。 以下は矯正前に装置が固定しやすい仮修復をおこない、矯正後に本修復をおこなったケースである。
小中学生の転倒による上顎中切歯の破損や亜脱臼は生えたてであり最も目立つ永久歯であることから、本人のみならず保護者にもショッキングな出来事であり、青年時期に直すことを前提で仮の修復を行われることが多い。10年も経過すると樹脂材料の”くすみ”に加え歯髄失活をともなうと象牙質の変色も進み、明るめの周辺前歯に対する修復物の色合いの調整は極めて難しいものといえる。 以下は矯正前に装置が固定しやすい仮修復をおこない、矯正後に本修復をおこなったケースである。